タイトルが何も思い浮かばない

 糞味噌な現実と向き合い、生きていくために、人は様々な武器を手にするのだけれど、お金を持っている人と持っていない人では、手にする武器も当然違ってくるものである。

 私は当然のことながらお金なんてないよ派(いらないよ派ではなく、ないよ派である。お間違えのないように)なので、これも当然のことながらお金のかからない武器だけが選択肢にあるのだが、それは創作、鑑賞、妄想といった、実に非生産的なもの(勿論例外はあるが、私の場合はない)が主で、私の場合、その割合は1:3:6くらいである。

 

 まず創作であるが、私には何も生み出す才能がない。こうしてネットの片隅に駄文を生み出すことはできるが、誰の役にも立たず、私自身にもポジティブな結果は何ももたらさない創作活動は、数時間もすれば嫌になり、結果、自己嫌悪と虚無感を更に私の中に積み上げることになる。

 

 次に鑑賞だが、今はアマゾンミュージックとアマゾンプライムビデオ、そしてユーチューブが私の必携アイテムである。

 映画やテレビドラマを見るときは1.25倍速、もしくは1.5倍速で見る。数を多くこなしたいので等速でタラタラと見ている時間はないし、移動シーンや飛ばしても問題ない場所はガンガン飛ばす。そんな鑑賞の仕方で大丈夫か? と思われるだろうが、大丈夫だ、問題ない。名作は1.5倍速で見ても名作である。

 

 音楽はお気に入りの曲を頭が覚えるまで集中して聴く(今は松田聖子の『ハートをRock』を300回くらい聴いている最中。最強のアイドル曲なので是非聴いてみてね)。

 

 最後に妄想であるが、これこそ私の最強の現実逃避アイテムである。

 私の中には小さな町がある。名を黒瓜町という。

 そこには小さいながら様々な人々が生活を営んでおり、他の町と変わらず、夜になれば家々に灯りがともり、やがて眠りにつく。

 しかし、多くの普通の人々にまぎれて、少しだけ変わった人々がいる。私はその人達を『黄昏の住人』と呼んでいる。私もまた、『黄昏の住人』である。

 また、黒瓜町には森があり、明るいうちは遠足やピクニックに最適な穏やかな緑と水に包まれた非常にのどかな場所である。しかし、夜になれば徐々に森はその姿を変える。太陽が沈んでからでなければ行けない場所や、所有者不明の古めかしいロッジ等、年に数名の行方不明者が出る危険な場所になる。

 良いもの、悪いものが等しく存在するのが夜の森なのである。

 黒瓜町についてはこれから少しずつ書いていくるもりである(予定は未定)。

 

 自分の中から糞みたいな現実を追い出し、愛しいもの、愛しい人だけに包まれて生きていければお金なんていらないけれど、ここまでしてやっと私は生きていける。しかし、お金はないし、愛しいもの、愛しい人もいない。でも、なんとか生きていけるのは私の中にまだ少しばかりの希望があるから、なのだろうか。それとも私が絶望的なまでに鈍いからだろうか。

 もし希望がなければ人は生きていけないとするならば、私にはまだ希望があるのだろう。どのような形をとっているのかは知らないが。

 

 クソバカなコロナウイルスとそれを広めたクソバカな国、そして我が国のただひたすらに利権を貪ることしか考えていない政治家と、与党の言うことに尽く反対するしか能のない野党の政治家の所為で、私の人生は幾許かの修正を余儀なくされた。

 今の私の根底には怒りが常にある。それは大きくはないが、消えることなく常に燃え続けている。怒りの炎は身を焦がす、というが、この怒りの炎が消えるときこそ私の命の炎が消えるときではないだろうか。もしかしたら私の中には希望など既になく、怒りだけがあるのではなかろうか。

 私が創作をするのも映画やテレビドラマや音楽を見るのも聴くのも妄想をするのももしかしたらこの怒りの炎を少しでも静めるためなのかもしれない。

 怒りだけでは生きていたくない。しかし、怒らなければ生きていけないのだ。

 BLMなど心底どうでもいい。馬鹿と犯罪者は肌の色に関わらず死ねばいい。

 米国も中国も戦争するなら勝手にしろ。日本や私を巻き込むな。

 怒りの炎が消えることがないのなら、それと上手く付き合って行くほかない。

 

 涙は枯れて、本物の笑顔も浮かべることはできない。

  でも、妄想の中でならそれができる。黒瓜町は私の唯一の居場所であり、魂の置き所である。私が死ねば、黒瓜町も消え去ってしまう。私と同じでこの世界で儚い存在である。でも私はそこへ行く。私の家はそこにある。私の魂はこの世にはとうとう居場所を見付けられなかった。

 

 世間の人々はこんな私を見て哀れに思うだろう。あるいは嘲笑するだろう。

 

 So,What?(それがどうした?)

 

 それが私の答えである。

 

 これは私の遺書ではない。只の駄文である。後で読み返すと、削除したくなるタイプの。

 

 それにしてもタイトルが何も思い浮かばないなぁ。