欲しい物はいつでもガラスの向こう側

私はいつだってオンリーワンである。

私は誰の主役にもなれないし、誰も私の中で主役になることは出来ない。

何故なら私は変われないのだ。誰かのようになりたいと願いながら、心の奥では変わることを拒絶していた。自分のことを嫌いながらも心の奥では溺愛していた。

そのことに気付くのに少し時間がかかってしまったが、気付いてからは少しは気持ちが楽になったように思う。

無理に変わろうとしなくなったし、自分のことを愛せるようになった。

それもこれも私が1番肝心な部分から目を逸らしているから。つまり、妥協の結果が今の私なのだ。

要するに、現実逃避の果てに今の私があるのだ。

自分の中の1番醜い部分と戦う力が今の私にはもうない。おそらくこれから先の私にも。

人には自分自身と向き合い、戦うべき時期があるし、その機会は人生においておそらくそう何度も訪れるものではない。

だから私はもうずっとこのままである。 良くも悪くも私は私なのである。

誰か読むんだ、こんなの。